ワンマンバンドへの思い　誰もやらないことへ

ワンマンバンドって知っていますか？

メンバーの中で一人だけ目立つような自己中なバンド。ではありません。

 

バンド自体を一人でやるのです。

ドラム叩いて、ギター弾いて歌って。

 

僕には、モデルにしているワンマンバンドの方がいます。

ファニートンボさん

動画

 

僕はこの動画を先週初めて見て

それまでの全ての予定変えました(^_^)

 

「この方は自由以外の何者でもない」

「よし僕もこれやろう」

 

思い立ったら即行動が油井ジョージのモットー。

 

 

この楽器が売ってないかリサーチ。

 

この背負い型ドラムは全国どこにも売っていなく。

自作しかないので作ることを決意。

 

たくさんの楽器を買い揃え、背負い型ドラムを作成するにあたり。楽器の知識が必要なため。

関東全てのドラム専門店にメールしました。

内容はこうです。

 

 

「こんばんは。ドラム演奏家の油井と申します。『ファニートンボさん画像&動画のリンク』このような背負うタイプのドラムを作りたいと考えております。

もしご協力していただけましたら大量買いをお約束しますので

アドバイスをいただけないでしょうか？」

 

そしたら夜遅くなのにも関わらず渋谷のドラム専門店から即レスが！

さすが関東最大級のドラム専門店(^_^)

 

もう閉店時間を過ぎていたので

「明日○○時行きます」

と返信した。

この時点でファニートンボさんの動画を初めて見てからわずか２時間の即行動っぷりである。

 

 

翌朝。

車で２時間かけて渋谷の楽器店へ。

僕「昨日メールを送りました油井と申します」

スタッフ「あちらにいる近藤が案内します」

すると割と若そうな近藤さんが登場。

 

今日はこの楽器制作のためだけにきたのだ。

適当に対応されては困る。

 

だがそんな不安も一瞬でなくなる。

 

近藤さん「動画全部見ましたー！」

 

僕が送った動画は２時間分くらいある(>_<)

それを深夜から明け方までのわずかな時間で見てくれたのだ。

僕の不安を消すにはその一言で十分だった。

 

後で分かったのだが、若そうな近藤さんは実はそのお店でかなりの古株だったようです。

 

 

その関東最大級のドラムフロアの古株の近藤さんをもってしても

背負い型ドラムについては過去お客さんに聞かれたことすらもなかったようで。

一緒に考えながら制作しました。

 

 

近藤さんがおもむろに

販売しているドラムセットを解体し

バスドラムを内側から鳴らす構造を作ってくれた。

しかし直ぐに破壊しなければならない箇所が出てきた。

 

 

近藤さん「このくらいまでしかできないすね」

僕「それ買うんで破壊しましょう」

即決！

 

僕はドラム歴16年になるがドラムセット自体は買っていなかった。

理由はこうだ

・持ち運びが不便だ

・騒音問題で音が出せない

・値段が高い

・シェル（胴）の種類によっての違いが微妙でわかりにくい

・すでに持っているドラム用品との音や色のバランス

 

この今まで買わずにいた数あるハードルを乗り越え

店員さんが適当に選んだドラムセットで購入を決めたのである（笑）

 

値段を見ていないし（そこまで高値ではなかったが）

シェルや色も選んでいない（ほんとは青が…….。）

 

もう僕はとにかくがむしゃらに行動したかった。

しょうもない理由で歩みを止めたくない。

実際に上にあげた買わない理由はどれもしょうもない言い訳である。

 

そんなメンタルブロックを外し

アツい熱意も近藤さんに伝わり

制作に取り組む事となる。

 

 

次回へ続きます。