最近ハーモニカを勉強しています。
ハーモニカって奥が深い!!
曲と同じキーのハーモニカを適当に吸ったり吹いたりするだけでそれっぽく聞こえるんですけど
実際は、あの小さい1つの穴だけを狙って吹いたり、3マス移動して1つだけの穴を狙って吸ったりしているんですね。
この1つだけの穴だけ狙って吹くのが難しい(>_<)
どうしても隣の穴にわずかな空気が漏れて音が出ちゃう。
頑張って時間をかけて1つの穴狙って吹けても、オクターブ上吹こうして移動してジャスト1つの穴を狙えない。
唇に手と同じくらいの感触があれば。
と思って研ぎ澄ませて練習してます。
この一つの穴だけを的確に狙えないと
ベンド奏法(ベンディング奏法)ができません。
ベンド奏法とは
ただ吸う吹くだけでは出ない音を
唇の空気量や角度、舌の位置を変えて、半音下げる(上げる)奏法です。
ビブラートで半音上げ下げさせてる音の半音下がった(上がった)音をアタック音にして持続させる
というようなイメージです。
通常Cのコードを吸う、吹くだけだと
穴の位置 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
吹く | ド | ミ | ソ | ド | ミ | ソ | ド | ミ | ソ | ド |
吸う | レ | ソ | シ | レ | ファ | ラ | シ | レ | ファ | ラ |
この表の音しか出せないのでかなり限定された音しか出せないのですが
ベンディング奏法(ベンド奏法)を使うと
穴の位置 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
吹く | ド | ミ | ソ | ド | ミ | ソ | ド | ミ | ソ | ド |
ベンド奏法 | レ♭ | ファ ソ♭ |
ラ♭ ラ シ♭ |
レ♭ | - | ラ♭ | - | ミ♭ | ソ♭ | シ シ♭ |
吸う | レ | ソ | シ | レ | ファ | ラ | シ | レ | ファ | ラ |
これだけの音が出せます。
吹くベンド(半音上げ)もあれば吸うベンド(半音下げ)もあるので大変。
しかも表の様に限られた場所なので
ベンドできない場所はひたすら練習してもできません(>_<)
ハーモニカの鬼門であり
ギターでいうとFに相当する立ちはだかる壁
逆に言えば
このベンド奏法をマスターすれば
一つのハーモニカでかなりの音程をカバーできますよね。
この表見ながら
コネコネ練習してます。
まずは瞬時に的確に1つの穴を狙えるようにならねば。
もし信号待ちの車の中でハーモニカを練習している人がいたら
僕かもしれません(笑)
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