5月21日にマザー牧場で新ユニット「ダニー坊やと油井ジョージ」で演奏しました!!
僕が担当するのは背中ドラムとギターとハーモニカと歌少々。
ダニーさんはバンジョーと持ち替えてベースとハーモニカとカズーと歌。あと面白鳴り物系。
スタートは夜20時の野外で持ち時間は1時間で僕たちしか出演者はいないという状況。
気合入りまくりです!!
お客様はDoor of Adventureという毎年行われるツーリングイベントの参加者の方です。
つまりバイク大好きな方達がお客様なんですね。
ツーリングといえど
いろんな賞があり上位の方は協賛各社提供の豪華賞品があるようなので皆さん気合も入っております。
会場も広い。
泊まり込みのイベントなのでテント張って寝る。
その前の宴会の賑やかしみたいなのが僕たちです。
予想雨量は0mmでいい天気のはずなんですけど
18時にそれなりの雨が(>_<)
必死にブルーシートで機材をカバーして
19時半に雨が止む
と思ったら演奏開始予定の20時にまた降り出して
急遽、上の写真のバーベキューなどできる屋根がある場所に変更になりました。
時間も押していたので
ワーっと移動してワーっと準備してさぁ演奏スタート!!
試練はここから
過去最大の大変な状況に
一曲目の演奏中に背中ドラムの片肩が外れました(>_<)
(いままで外れたことないのに)
「カタカタ持ってかれた」
と演奏中にダニーさんへ口パクで状況報告
普段使わない片肩なんて単語が通じたかは定かではありませんが
「よし。この曲はカタカタ状態で乗り越える!!」
そう決めた。
状況はこんな感じ。
リュックを片肩のみで背負うとかなり斜めになりますよね。
そんな感じで10キロ近い背中ドラムは斜めになり
装着した方向から右片肩が外れたので
ギターを弾きつつ左の脇で背中ドラムを支えながらプレイ
ギターのコードチェンジする度に不安定になり
ハイポジションには行きずらくなる。
さらにネックを引っ張ってクラッシュシンバルを鳴らす度により不安定に。
右足でバスドラムを鳴らす度に振動でさらに不安定に。
もし万が一
残った左片肩も負荷が増すことによって演奏中に外れたら
支えるものはないので背中の位置から地面に叩き落とされますからね。
ギリギリなんとか一曲持ちました。
ここでダニーさんにつないでもらい
ステージ脇で直し作業。
もしも致命的な破損ですぐに直らない場合の事考えたら残りの15曲分をどうするか。
冷や汗ダラダラです。
5分ぐらい費やし無事応急処置完了。
ほっと一安心。
うまくいくかと思われた中盤に
「バツん」
僕の2弦が切れる(>_<)
16曲中残り8曲
ドラマーとしての経験しかないのでこの場合はさてどうしたもんか。
開始時間も雨のため遅れたので時間は押している
弦交換するべきかこのまま行くべきか
弦楽器はダニーさんのバンジョーもあるし
幸いチューニングも良好でギターの音色として聞こえるので
ダニーさんとのアイコンコンタクトでこのまま乗り切ることになり
2曲後
「バツん」
3弦が切れる(>_<)
16曲中残り5曲
この場合、盛り上がっている会場を去り弦交換するか
勢いで乗り切るか
「勢いで乗り切る!!」
背中ドラムは一曲目以降良好なので
ドラムは変わりなく鳴らせているけど
2、3弦切れた状況では
AもAmも変わらないし
DとかD7のD系も何のために指動かしてるかよくわからない笑
途中5、6弦だけ使ってベース風にしてみたり
ギター弾くのやめてポケットに入っていたシェイカー振ったり
背中ドラム鳴らしながらタップ踏んだり
指ぱっちんしたり笑
最後の3曲
ギターはただの大きめのスティックと化した。
(ネックを下げればクラッシュシンバルが鳴るため)
ドラムだったら
スティック折れようが落とそうが
椅子が下がろうが
ハイハット潰れようが
スネアが破れようが
ワクワクして乗り越えるのですが
ギターとしての経験が浅かったので
今後の課題点が浮き彫りでした(>_<)
暖かいバイカーのお客さんたちでほんと良かったです。
ダニーさんには負担かけまくっちゃいましたけど
次は逆の立場になっも同じようにフォローできるくらいになりたい。
アクシデントも経験。
次につなげよう!!